みゆき
作者:あだち充
雑誌:少年ビッグコミック
レビュー全文
10点
:はぼたんさん
アニメに触発されて、ドラえもん以外で初めて単行本を買い集めた漫画でした。
チョイ前の注目レビューに出てたんで久々に引っ張り出して読みました。やっぱいいです。
セリフのないコマをイマジネーション膨らませたり、なにげないセリフ・ナレーションでほくそえんだりと。
セリフが長かったり決めゼリフ多用の漫画が多いこのごろ、この手の漫画てなかなかないですね。
「ムフ」2文字でオトコ心をこんなに端的に表せるなんて・・・。
「暴れ馬だぁー 暴れ牛だー」
「それは志望じゃなくて無謀だろ」
「青い空 白い雲 あぁなんという」 もう笑うしかりませんでした。
ラス前はそのお笑いもオミットしてエンディングへ向かい、中学生当時でさえも「そーだろーなー」なラストでしたが、「鹿島派」であってもやっぱあのラストあっての「みゆき」なんだろうなと何度読んでも妙に納得してしまいます。
微妙な恋愛感情、人への優しさ、いろんなものを教えてくれた大切な漫画です。もちろん10点です。
[ 2011-04-03 00:07:52]
はぼたんさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com