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こちら葛飾区亀有公園前派出所
作者:秋本治

雑誌:週刊少年ジャンプ

 レビュー全文  

6点  :鋼鉄くらげさん 

今から十年前の自分に、平成のとある年に国民的人気アイドルグループが解散して、イギリスがEUを離脱して、こち亀が連載を終了する。更にはジブリ以外のアニメ映画で興行収入100億円を突破する作品が現れて、天皇陛下が生前退位の意向を示す。そんな、途轍もない出来事が立て続けに起こる一年が、近い将来やってくる。

なんて言っても絶対に信じてもらえないだろうと思うくらい、衝撃的な出来事が立て続けに起こった2016年。

正直、前々からこち亀のコミックが何だか分厚いなーとは思っていたのですが、「40周年200巻。そこでこち亀は終了します」という伏線だったとは、さすがに予想外だったと言うほかありません。

さて、そんなこち亀。自分にとってこち亀はそれほど思い入れが無い、というか生まれる前からジャンプで連載していて、物心がついた頃にはもうジャンプに載っていた存在なので、どちらかと言えば慣れ親しんだ友人というよりは、盆や正月などで年に数回顔を見る親戚のおじさんのような存在でした。しかもちょっと苦手なタイプの。

ただ、そうは言ってもたまに掲載されている人情系の話は良い話が多く、古き良き昭和の記憶を感じられるような名エピソードは、多数自分の記憶の中に刻まれています。

まぁ、そうですね。40年前なんていう、自分が生まれる遥か前から連載をしていて、しかも作者のペンネームが当初「山止たつひこ」(6巻まで)だったということを連載が終わってから知ったような人間が、この作品のことをあれこれ言うのは無粋だと思いますので、ただ一言。「お疲れ様でした」と言わせてください。

本当に、お疲れ様でした。

[ 2016-09-30 23:11:12]
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