俺たちのフィールド
作者:村枝賢一
雑誌:週刊少年サンデー
レビュー全文
8点
:念仏さん
当時、リアルタイムで読んでいた作品。
主人公は、高校選手権を制覇し、なりゆきでアルゼンチンに留学。ここで生涯最大のライバル、アルゼンチン人のダミアンと出会うのだが、これがこの作品を名作にしたポイントだと思う。
連載開始時は1992年のJリーグが始まる前。主人公の留学も作品内では1992年?1993年。
1993年にJリーグが開幕し、同年のドーハの悲劇をテレビ観戦していた主人公が衝撃を受けるのも私たち読者と同じ視線で描いている。
その後、J2編、J1編、W杯予選編となるのだが、リアルで日本がW杯予選を突破し、フランスW杯初戦の相手がアルゼンチンになったことで、この作品が厚みのある話になった。
実際の試合はバティストゥータなどにボコられていたが、この作品内では、それはそれはいい戦いをしてるし、何よりカズをモチーフにしたキャラが本戦に出場。。。泣けた!!
つまり、このとんでもない偶然が、この作品を名作に押し上げたといってもいいと思う。
よって史実との兼ね合い含めて、評価は8点にしたい!!
[ 2013-05-12 13:52:26]
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