ダービージョッキー
作者:一色登希彦
雑誌:週刊ヤングサンデー
レビュー全文
6点
:鹿太郎さん
天才騎手・武豊原作の競馬漫画。
あの武豊がレース中にどのようなことを考えながら騎乗しているのかが垣間見れるという点では興味深い(あまり分からなかったけれど・・・)。
作画的には万人に受け入れられるタイプではないと思います。
描写線が多く、どうにもスマートではない泥臭い感じ。
「冷静さ」よりも「熱さ」を描くのに適した画風。
それもあいまって、ある程度の長期連載にもかかわらず一定のテンションを保ち続け、「熱さ」は十分描けていると思う。
その辺りは素直に評価に値します。
瞬間的な熱量の描写は過去の名作競馬漫画となんら遜色ない。
しかし、せっかくの武豊原作なので「冷静さ」の方、あの超然とした勝率の秘訣。
一歩引いた目線からの騎乗テクニック、他の騎手との心理戦や駆け引きをもっと読みたかったなあ。
[ 2006-04-14 22:07:50]
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