ダービージョッキー
作者:一色登希彦
雑誌:週刊ヤングサンデー
レビュー全文
8点
:ツイドラキさん
武豊原作というのが売りなのかな?それがなくとも、また競馬を知らなくとも、十分内容だけで良作に位置できる作品であると考えます。
競馬の描写は酸いも甘いも描いており、もちろん良いし、レース中の騎手の思考、騎手同士の駆け引き、魅力的な登場人物達などから、スポーツの王道漫画として十分万人から愛される魅力を持っていると考えます。
画風を嫌う方もいるかもしれないが、競馬を描くには、非常にあった画風だと考えます。
ここからは競馬ファンとして、こういうのも描いて欲しかったという要望です。
ダービージョッキーというタイトル通り、最後の舞台はダービーなのは全然ありですが、短距離長距離なんかのレースも万遍なく描いて欲しかった。
直線レースなんかは、騎手の判断、腕がものをいうので、日本で唯一の直線重賞アイビスサマーダッシュなんかは、描いて欲しかった。直線レースだと短いですし、1分かからないうちに終わるレースでジョッキーがどういった思考、駆け引きをしているのかを見たかった。
あとは、外国馬がたくさん出走するJCとJCDやファンはダービー並みに盛り上がる有馬記念なんかも描いて欲しかったです。
私は競馬ファンですので、多少贔屓目もあるかもしれませんが、名言も多く、読めば読むほど味がでる漫画であると考えますので、評価は8点とさせていただきます。
[ 2011-07-11 01:02:13]
ツイドラキさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com