皇国の守護者
作者:伊藤悠
雑誌:ウルトラジャンプ
レビュー全文
4点
:パンダマンさん
いや、これは漫画化しちゃってよかったのか疑問の作品。そんだけ原作に決定的は設定ミスがある
日露戦争の時代に、ファンタジー要素を加え、戦争の残酷さと戦術を楽しむ作品
味方側だけに超高性能レーダーと通信をかねた導術使いというのと、サーベルタイガーが部隊に加えられてる
決定的なミスを、うまく話で見えないように隠してる
この先はネタバレ。これを楽しみにしてる人も話がつまらなくなる恐れがある
いくら新城が優れた戦術家という演出してもミスが二つある
一つが導術使い
戦争は情報戦だ。相手の位置、ましてや状態までわかっちゃうのがどれだけ有利か
将棋で、自分は全部見えてるのに、相手はこっちの手が見えてない状態を想像すればいい。その圧倒的な有利性がわかると思う
2つ目が爆弾の存在。爆弾が現在でも圧倒的な殺傷力があるのは、だれでも知ってる
この二つを組み合わせれば、どんだけ有利か優秀な指揮官ならわかると思うんだけどな
戦争のエグさは出てるんだけど、方向性がやっぱり自分とは会わなかったし、正直、新城は優秀な指揮官というより、ひどいナルシストで仲間を無駄に死なせる指揮官としか写らなく、かなりイライラしてしまった
漫画家さんはがんばってるんだけどなぁ…
[ 2006-12-02 00:29:37]
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