るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―
作者:和月伸宏
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
8点
:チーズカバオさん
この作者の気難しさや妙なこだわり、多岐に渡るオタクとしての知識と教養、そしてナチュラルに中二な感性が見事に作品に反映されている。
テーマや描写はかなり陰鬱としていて当時のジャンプ漫画らしからぬ要素が多数見られたが、それでもやはり作者のこだわりや少年漫画家としての意地で、最後までジャンプ作品らしさを保っていたことが素晴らしい。
また、剣心が見いだした「答」は他のジャンプ漫画の主人公の先を行ったと思う。
ちなみに、この作品で個人的に一番すごいと思うポイントは、「情景の描き方」だと思う。なんというか、この漫画の中の人々は確実に生きていて、意思をもって生活を営んでいるような空気感があるような気がする。
[ 2019-08-22 20:52:30]
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