デトロイト・メタル・シティ
作者:若杉公徳
雑誌:ヤングアニマル
レビュー全文
6点
:健太(99)さん
このマンガは綱渡りのマンガです。ある種のベタなギャグとしてオーバーな反応や、勘違いやこじつけによって話の進むマンガですが、伊達グルーヴは他人に対するもので、デトロイト・メタル・シティは主人公に対するものという違いはありますが、同系統のマンガと見ることが出来ると思います。
一方は2巻で終わり、一方は映画化までする大ヒット。
その差がどこに出来るかといえば、綱渡りをするかしないかです。何が綱渡りかといえばその特徴を目立たせるように作っているか作っていないかということです。特徴が分かるということは、マンガをちゃんと読まなくてもそれまでに持っている知識や経験だけでも欠点は見つけやすい。
ただ実際は綱渡りをした風を装っているからこその欠点であって、実際に綱渡りをしているこのマンガはとても面白いです。
[ 2009-09-10 15:35:52]
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