デトロイト・メタル・シティ
作者:若杉公徳
雑誌:ヤングアニマル
レビュー全文
6点
:白い犬さん
本当にやりたい音楽渋谷オシャレ系ミュージシャンを目指しているはずなのに対極のデスメタルの帝王として君臨してしまう自分に苦悩する根岸が面白い。こういった二面性の主人公が間でゆれる漫画は今に始まったことじゃないのですが(例、昼はサラリーマンよるはヤクザの親分といった静かなるドンとか)二つの顔を使い分けるというよりは根岸の高まったテンションの延長上にクラウザーさんがいるというのが面白さのポイントだろう。あとDMCのメンバーと一対になって存在する客の勝手な自己解釈「クラウザーさんが××したのは本当だったのか!」等がおかしくておかしくて。
それと日本語は世界一美しい言語だとか一時期その手の日本語リスペクトが流行りましたがこの漫画を読むとそんな神話が見事に崩壊します。
2巻以降ちょっと話によってアタリハズレの波が出てくるようになったので面白いうちにさっとキレイに終わってほしいですね。
08.6.19追記
やはり失速してきました。
今現在映画公開も控え、ヤングアニマルの看板なのでキレイにおわれそうにないですね。
[ 2007-01-11 22:20:15]
白い犬さんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com