モンキーターン
作者:河合克敏
雑誌:週刊少年サンデー
レビュー全文
6点
:shunさん
主人公が競艇を知らないところから、読者とともに競艇を学んでいく流れは秀逸。
序盤は主人公がスーパーマンすぎず、中盤からかなり主人公が目立っていくが、
モーターの当たり外れや、ベラグループの師弟関係で、競艇の難しさがわかり、
怪我の展開を入れることで、競艇選手の奥深さをうまく表現できたと思う。
終盤、賛否両論の恋愛要素が混ざるが、メインヒロインの魅力をうまく表現できてないので批判は必至。
しかし青島とくっつけても遺恨が残る。
エピソードが少なすぎて、思い入れが少なくなってしまった。
あのラストにするには、最後のレースの役者を揃えるために蒲生のくだりを入れるよりは
メインヒロインの深堀りを入れても良かったのでは。
しかし競艇をこの漫画で知り、実際の競艇に興味が出た人も多いはず。
それだけでもこの漫画を評価する価値がある。
盛り上がり箇所も度々あり、全体として楽しめる競技漫画であった。
[ 2014-08-06 10:55:12]
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