スティール・ボール・ラン
作者:荒木飛呂彦
雑誌:ウルトラジャンプ
レビュー全文
10点
:メカノイドさん
こんなに興奮したり感動できる漫画も現代では珍しくなった。特にこのジョジョシリーズは読者それぞれの考え方によって感動の違いが出てくる。ここで、あそこで感動する人はそれぞれ。
このSBRはかつてのジョジョとは全く別の物語となっているものの、ジョースターやDIO、アブドゥルなどの同じ名を持った人物が何人も登場する。ただ設定やジョジョシリーズの血統は繋がってはいない。
そのためジョジョが初めての読者でも存分に「奇妙な冒険」を味わうことができる。もちろん、かつてのジョジョファンも。テーマの【人間讃歌】もバッチリと魅せてくれる。
「男の世界」のリンゴォとの戦闘は圧倒的感動を貰った。決して好む男ではないが、憎いわけではない。自分の世界を、自分の道を突き進んだ男の中の男を見せてくれた。
単行本前半はレースが基準となっているが、半ばあたりから、かつてのジョジョを彷彿とさせるスタンドバトルが幕を開けます。漫画が好きな方はぜひ!そしてジャイロ&ジョニィと不思議な旅をしたい方はぜひ大人買いを!
[ 2007-09-01 14:22:49]
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