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スティール・ボール・ラン
作者:荒木飛呂彦

雑誌:ウルトラジャンプ

 レビュー全文  

9点  :chunya0816さん 

ネットでも散々言われてきたコトだが、あえて私も言わせて頂きたい。

この荒木飛呂彦という人間は、人間を超えたまさに吸血鬼である。


本作SBRは途中から連載誌がかわった。

週刊少年ジャンプからウルトラジャンプへとだ。

少年ジャンプが荒木先生を手放した理由として、ジョジョファンが大人になったということに加え、
齢50に差し掛かる同氏が週20ページ、月にして80ページがキツイとのことが挙げられる。
確かにウルトラジャンプは月刊誌で、一話60ページである。
ペース的に一月20ページも減ったのである。

しかしどうだ。荒木飛呂彦はその20ページ分をサボらない。
その余ったパワーをすべて画に注ぎ込む。

どうか単行本をご覧頂きたい。5巻あたりから画力が飛躍的に向上しているのだ。
ベテラン漫画家とは思えない飽くなき探究心。


ところでジョジョのテーマは人間讃歌である。
まさに荒木飛呂彦の生き方こそが、人間讃歌であると私は強く思う。

[ 2012-04-24 02:08:07]
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