冬物語
作者:原秀則
雑誌:週刊ヤングサンデー
レビュー全文
4点
:佐々木裕健さん
作品としての完成度は皆無。あまりにも行き当たりばったりな展開で、まるで出来の悪い現実をそのまま切り取っているかのようである。
長所は上記の「出来の悪い現実をそのまま切り取っている」ところ。行き当たりばったりなところも含めて、この時代の予備校生、大学生の文化を的確に描写しているように思う。
ただし、ラストの棚からぼた餅的なオチはいただけない。最後の最後まで、誰からも愛されないまま前に進んでいれば、成長物語としても見ることは出来たのだが。
[ 2007-06-13 07:47:33]
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