それでも町は廻っている
作者:石黒正数
雑誌:ヤングキングアワーズ
レビュー全文
8点
:即身仏さん
1巻の頃からと比べると色々な意味で上手くなってます。
ミステリとかの部分については、そんなに優れている訳では無くそこそこといった感じか。
この漫画の秀逸な所は、丸子商店街や嵐山家といった面々の日常描写にあると思いますが、よつばと!とはちょっと違うかな、とも。
ただ、自分が何より嫌だと思うのは主人公の嵐山歩鳥。悪意の無い善良な小人物というのは理解出来るんですが、物語をかき回して動かすキャラの宿命なのか正直ウザいです。特に嫌だと思ったのは、真田が歩鳥に惚れてしまうきっかけ(真田の勘違い)とか数学教師で堅物の担任・森秋に対する仕打ち(笑)とかです。 ウザいけどちょっとだけ憎めない歩鳥に眼を瞑れば、結構楽しい漫画である事は間違い無いと思う良作であると。
8点に修正。
[追記]
しかし、お話が進むにつれて歩鳥の駄目さ加減が加速度的に進んでるような気がする・・・。この子、丸子商店街が無くなったら絶対将来苦労しそうで不安すら感じます。
[ 2010-09-22 08:29:39]
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