クッキングパパ
作者:うえやまとち
雑誌:モーニング
レビュー全文
8点
:southさん
(95巻まで読了)
これほど長く続いて飽きが来ない漫画も珍しい。2008年でついに1000話を突破したとか。
当初の作調は主人公である荒岩一味を中心に据えた物語が多く、一味が人間として出来すぎているせいか人間ドラマとしてはそれほど魅力的ではなかった。
しかしながら一味が一歩後ろに下がり息子のまことや部下の田中、その他様々な登場人物の人間模様を中心として話を描き出してからはとても面白くなってきた。長所と短所を併せ持つ人物たちの成功あり失敗あり、笑いあり涙ありの生き生きとした表情を見ていると心が温かくなってくる。
料理もそうした物語に程よく華を添えている。
扱う料理も料理は苦手という人でも作れそうなものから年季の入った専業主婦(夫)でもてこずりそうなものまで種々様々なものがあり、読めば作りたくなってくるものがいくつも出てくる。各料理に簡略なレシピがついているので実行に移しやすい。
[ 2008-05-27 08:24:32]
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