夢かもしんない
作者:星里もちる
雑誌:ビッグコミックスペリオール
レビュー全文
7点
:kikiさん
一番最初若い時に読んだ時は幽霊が出てくるバタバタコメディかぁ。
他人との調和が上手な主人公がまわりの人や出来事に振り回されてあんまり他の作品(同居コメディ)と変わらないなぁ。てか美少女アイドルの幽霊にとりつかれるってw
てぐらいにしか思ってなかったのですが・・・
年取って読みなおすとラストほんとにジーンとくるようになりました。星里さんの作品の中では一番好きかも。
「もし自分がハッピーだったらすみれちゃんに出会えなかった」って泣けるセリフですねぇ。
結局主人公は幽霊と出会う前よりも家族関係の緩和と仕事の認められという改善はあったものの、ハッピー度合いについてはそんなに変わってない。彼をハッピーにしようと幽霊はでてきたのに・・・
それでも彼はちぐはぐなハッピーさで人生を乗り切らないといけないと実感し、彼女にもそう告げて物語は終わる・・・切なーー。
一生懸命働く人(特にサラリーマン)に捧げられた良作ですね。
[ 2011-02-17 11:56:03]
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