最強伝説黒沢
作者:福本伸行
雑誌:ビッグコミックオリジナル
レビュー全文
9点
:xenosさん
この作品は福本伸行の真骨頂として捉え得る作品であろう。
無頼伝涯などの過去作でも示されたとおり、どうやら福本氏は、心理的戦略的駆け引き自体を描くというよりは、苦難(黒沢の場合は孤独感や人望、将来の無さ等)の中で、主人公が立ち上がりある種のカリスマ性を獲得していき、強大な敵を打倒するということを描きたいようだ。言い換えれば一種の階級闘争である。
故に本作品は福本的階級闘争を最もよく描ききった作品といえる。途中で打ち切りになってしまったのは至極残念である。
[ 2010-06-21 04:36:11]
xenosさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com