最強伝説黒沢
作者:福本伸行
雑誌:ビッグコミックオリジナル
レビュー全文
7点
:paranaさん
本編冒頭の
「感動などないっ!
オレが求めているのは……オレの鼓動……オレの歓喜。オレの咆哮。
オレのオレによる、オレだけの……感動だったはずだ…!」
この言葉がグサりと突き刺さった。
福本作品は、突かれると痛い図星をついてくることが多々ある。
このひと言で、もうこのマンガが読む価値あるって理解できた。
さえない中年男性(黒沢)が主人公と、従来の主人公像とは一線を画したマンガであるが
アジフライ1つで読めるストーリーを作ったり福本先生のセンスは凄い。
とにかく黒沢はダサく描かれているが、それが後半のバトル系のストーリー展開で光る。
黒沢が終わった理由が打ち切りという話であるが、
ストーリーがきちんとまとまっており、
新たに始まった続編(新最強伝説黒沢)が蛇足にならないことを祈る。
[ 2014-04-05 11:21:15]
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