一番湯のカナタ
作者:椎名高志
雑誌:週刊少年サンデー
レビュー全文
4点
:鹿太郎さん
舞台を銭湯にした宇宙人コメディ。
コメディパートはいつもの椎名調で十分楽しいですが…。
初期設定の段階から難しかったのかな?
まず舞台が銭湯である必然性が感じられません。
サービスシーンは入れやすかったと思いますが(まさかそのためだけか!?)
あと、タイトルにもなっているカナタのキャラクターが弱い。
あえて弱々しい性格にすることで成長するのびしろを作ったということなんでしょうが、何より印象が薄く存在感が無い。
「ロイヤルガード」という目的があるのなら達成意識を「強く」持っているというエピソードを序盤で入れておくべき。
ぶっちゃけ「カナタ」というキャラクター無しで、主人公・幼なじみ・宇宙人のお姉さんの三角ラブコメにしたほうが面白いんじゃないか?とすら思ってしまいました。
面白くなりそうな要素は点在してたんだけどなぁ。
好きな作家さんだけに残念な出来。
[ 2006-10-30 01:02:23]
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