カツシン ~さみしがりやの天才~
作者:吉本浩二
雑誌:月刊コミック@バンチ
レビュー全文
2点
:朔太さん
作者が思い入れの強い役者のようだが、その魅力がほとんど伝わってこない。
破天荒な行動をもっと期待したが、例のパンツ事件以上のものはなかったし、
ただの天邪鬼なわがままな人物、ナルシストが弱い自分を人に見せない
ようにしていた人生というようなネガティブな印象しか持てない。
大多数の人は、こんな人物とは距離をおいて付き合いたいのではないかな。
いくつかの役者や有名人との交流が描かれているが、座頭市をヒットさせて
有頂天になった役者を怒らせないよう付き合っていたような印象だ。
むしろ、パンツ事件の真相を教えてほしかったが、そこは言い訳すら
ない恥部らしく、触れていない。
吉本氏の独りよがりな解釈が目に余り、読んで損した気分になる不愉快な作品だった。
[ 2024-09-18 07:31:53]
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