スター・レッド
作者:萩尾望都
雑誌:少女コミック
レビュー全文
8点
:為亀さん
地球人と火星人の確執や歴史などはまるで一つの紛争の歴史をみているかのように感じました。
前半部分はその確執を主題に展開していき。後半部分では火星自体の運命すらもまきこんだ大きな展開になっていきます。
どちらも面白いですが、やはり前半部分が好きですね。登場人物の台詞の中にも興味深いものがあって、特にエルグの「どちらが先かってのは重要じゃない、どちらに必要かだ」という台詞などには納得させられました。
そういう意味で、私の価値観を形作る一つの要因になりました。
後半部分は、「高次元の存在」というものをうまくイメージできるか。ということがネックになってくると思います。
単なるおせっかいかも知れませんが。
もし、後半ついていけないな〜と思われる方がいらっしゃいましたら、是非「時間軸の加わった世界」について考えてみてください。
少し、ついていけるようになるかもしれません。
[ 2006-11-05 23:29:51]
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