レヴォリューション No.3
作者:秋重学
雑誌:週刊ヤングサンデー
レビュー全文
6点
:やじウマさん
いや、6点なんてつけてるけど、読んでるときはそれなりに自分の中では盛り上がりがあったから、読み終わった直後は8点つけようかとおもったりしたり。
この作者(作画の方?)は、漫画を作る面で演出(魅せる?引き込む?乗らせる?)がうまいと思う。特に下の人もいってるが終盤の勢いはかなりできてると思う。
とりあえずエンターテイメントとしてはよくできてると思った。
でも、やっぱり気になる点が(二つくらい)あってそれでだいぶマイナスになってる。
まずひとつとしてキャラクターがベタなところ。
なんか主役のゾンビーズは別だけど脇役がみんないままでに一万回は見てきたようなキャラ設定のやつばっかりでてくる、例えば弱い奴には偉そうなのに権力には弱い暴力体育教師とか、ライバルのやたらエリートきどってる大学生とか。
キャラクター一人一人を魅力的に書こうとしてるのは見えても漫画を飾る脇役がこういうキャラばっかな時点で作品の完成度は下げられてしまう。
ふたつめは下でrongaiさんもいってる仲間がいきなり死ぬところ。
物語のしめくくりに感動をつけようとするのは別にいいが、その手段が仲間の死、しかもとんでもなく唐突に不治の病というのはいかがなもんでしょうか。じぶんとしてはそこがものすごく気にいらなかった。別に殺さないでも怪我で入院で襲撃に参加できないとかのほうがまだリアルな気がする。不治の病はファンタジーすぎでしょ。
このふたつでだいぶマイナスになった。作品としてはうまくまとまってるのにそこがホントもったいないって思った。
[ 2007-08-20 12:44:57]
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