神々の山嶺
作者:谷口ジロー
雑誌:ビジネスジャンプ
レビュー全文
9点
:エス氏さん
インドア派で毎日のほほんと生活している自分とは正反対の主人公、羽生丈二。マロリーのカメラをきっかけに物語ははじまるが、それはあくまでも深町の視点。羽生にとっては山が彼の全て。
作中で、複数のキャラクターが羽生をこう評している。「・・・なんという男だ」
まぁ確かにそんな感じ。常軌を逸した男だが、そうでもなければ辿り着けない場所がある。
羽生もいいけど、彼を追いかけるカメラマンの深町もいい味を出している。読者は羽生に唖然とし、深町に感情移入するのかな。彼が泣くシーンでは、こっちも泣けてくる。
山の魅力と怖さを十分に教えてくれる名作。山登りに興味がなくても、一度は読むべき価値のある。
[ 2011-05-02 23:39:47]
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