ドラえもん
作者:藤子・F・不二雄
雑誌:月刊コロコロコミック
レビュー全文
10点
:やじウマさん
お世辞じゃなく日本漫画界の傑作のひとつ。
大の大人が(これ書き始めたときたしかF先生は40代だった)子供、だいたい幼稚園から小学生、少し伸びて中学生ぐらい、までの対象のマンガで自分の人生観、親への愛、子供への無限の期待、失われゆく自然や動物たちへの哀愁、未来の無限の可能性、行き過ぎた、または間違った力への警鐘、その他諸々をデフォルメが絶妙に利いた老若男女誰でもが読める絵に乗せて語りまくっていくんだから。
それも押しつけがましさを感じさせずエンターテイメント前提にさりげなく様々なところに加えていくから泣きを狙ってないくせにへたな少年漫画より十分胸を打つ。
最近読み返してみてこんな簡単なことがやっとわかった。正直気づく前までドラえもんに高得点つけてる人はみんな過去の思い出のみでつけてるんだと思ってた。地味だからって物事の本質に気づけていなかった自分がホント恥ずかしかったです。
[ 2008-06-19 20:59:07]
やじウマさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com