ドラえもん
作者:藤子・F・不二雄
雑誌:月刊コロコロコミック
レビュー全文
8点
:Pyoさん
昔兄が買ってたのを引き継いで、最終的にはてんとう虫コミック版の1から32巻まで読んでました。
さすがに世間体を気にして中学には卒業しましたけどね。当時は児童向け漫画は小学校高学年で読んでたら馬鹿にされてた時代でしたし。
最初見たのは5歳ぐらいアニメで、それまでいわゆるウルトラマンみたいな実写ものばかり見てたもので、最初見たときは革新的に感じました。まさにわたしの人生を変えたアニメ、そして漫画。
原作は毎晩寝る前1冊、そして月一のコロコロコミックス、それこそ毎日のように穴が開くほど読んでましたし、大百科とか関連ものも買いまくってまして、まさに自称ドラえもん博士と言っていいほど読みまくってました。
作者のコマ使いのうまさ、洗練かつ計算されたストーリー展開、時にある感動物、何百回読んでも飽きないまさに名作。ただ初期は毒のかなりあるドタバタ調で絵も癖があって当時5巻当たりまではちょっと嫌でしたね。ドラえもんやのび太が酷い目に遭わされることが多かったですし。あと20巻以降はネタ不足か、やや趣味に偏ったマニアックな感じも受けました。ピークは昭和49から54年頃の原作かも知れませんね。
あと完結してないと言われてますが個人的には6巻の「さよならドラえもん」で十分完結してると思います。これを45巻の最後に持ってこればいいだけですし、世間で言われる未完というのはおかしいと思います。ちゃんとした完結作です。
ただ今読むとどうでしょう、ちょっと物足りない感じもします。
それは年と共に一発ギャグ物より、ストーリーや心理描写の入った漫画を好むようになるからでしょうか。やはり子供向けということなんですかね。
[ 2010-03-11 11:54:04]
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