プレイボール
作者:ちばあきお
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
10点
:鈴森一さん
「キャプテン」の谷口くんの高校時代を描いた作品です。
私は小学生の頃、学童クラブや児童館の図書コーナーなどでこのマンガを何度も読み返していました。
それから30年以上がたち、中年オヤジとなった今日、たまたまこのマンガを読み直す機会がありました。
・・・読んでいるうちに、何度もうるうるしました。
一度しかない高校時代、
その時期を、ひたすら野球に打ち込んで過ごす純粋さ!
ぶつかり合ったりいたわりあったりしながら育まれる仲間との絆!
その素晴らしさに何度か涙が出ました。
私は自分が20代、30代、40代と、年をとる中で、高校時代がいかに若く、貴重な時間であったか、ということが、わかるようになってきました。。
そんな時期にたまたまこの作品を再読し、
子供の頃とは違う感動がこみ上げて来たのです。
このマンガは、自分の年齢や社会的地位などの置かれている状況によって、読み返すたびに新しい発見、感動を私に与えてくれます。
こういう作品を、名作と言うのです。
[ 2017-09-08 22:58:20]
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