デビルマン
作者:永井豪
雑誌:週刊少年マガジン
レビュー全文
10点
:デスぺラードさん
原点にして頂点。日本が世界に誇れる漫画のひとつでしょう。
救いようのないラスト(見方によっては最高のハッピーエンド)へと全速力で突っ走っていく最終章はただただ圧巻。震えが止まりません。「始まりは終わりの始まり、終わりは始まりの終わり」を地で行くラストです。
永井豪が渾身の力で(視覚的にも感覚的にも)ぶつけてくる余りにも重過ぎる「人類は救われるに足る存在なのか?」
「こんなに堕落してしまった人類を救うくらいなら、一度リセットしてしまってもいいのでは?」というテーマ。
多かれ少なかれ必ず読み手は衝撃を受けるでしょう。
また、映画を趣味とする人間ならば、間違いなく知らない人はいないであろう実写版デビルマン。
こちらはお勧めしません。永井豪がこの作品で伝えたかったであろうことが三文小説のラブストーリーに摩り替わっています。
[ 2008-08-28 23:59:54]
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