重機人間ユンボル
作者:武井宏之
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
7点
:白い肉球さん
シャーマンキングの蜜柑から構想2年
武井先生の新作は読者の予想ではなく、視線の斜め上を行ってたように思う(自分は大好きだったけど)。
まず、工事という泥臭い基盤がとっつきにくい。最初のカラーページにドカタのオッサン沢山ってのは読者層の少年にとっては憧れもしないし親近感も沸かないだろう。ってか実際沸かなかった。
ストーリーや世界観も独特ではあったが、技も同じで一目見て「カッコイイ」と思えない雰囲気だったのもマイナスだったと思う。
そして戦闘シーンが若干見にくい。腕がショベルやドリルになってる図に慣れないせいかもしれないが、アクションシーンが見にくいのは少年漫画としては致命的だと思う。
でも相変わらずロボはかっこいいし、武井先生独特なノリも健在。
なによりたった10話で打ち切られたのに、しっかりと熱くなれて、読後感良いが凄い(当時はプリンセスゲンバーとかやるのかと本気でビビってました)。
現在UJでパラレルワールドの連載が行われている事から分かる様に、この作品は読者層を間違えた作品でした。
[ 2010-07-20 01:23:44]
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