宙のまにまに
作者:柏原麻実
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
3点
:臼井健士さん
本屋の店頭で並んでいたので、「アニメ化決定」の帯と、
絵の可愛らしさで「読んでみようか・・・」という気になって買ってみました。
が・・・・正直、話は面白くなかった。失敗でしたね。
高校生になり、昔住んでいた町に戻ってきた主人公。
しかし、思い出すのは昔自分を散々に振り回した1歳年上の星好きの幼馴染。
正に悪夢のような出来事で思い出すのもツライトラウマになっていた。
入学した高校であろうことがその幼馴染と再会したことから始まる受難の日々。
人数不足で活動もままならない天文部をスタートさせるのだが・・・・・?
・・・・・・・物語があまりにも「軽過ぎ」!コメディ路線が過ぎる!
普通に描けば人物も綺麗に可愛らしく描けるのだが、この作品が前述の路線のため、
「人物の顔がしょっちゅう崩れてギャグ顔になる」
ため、綺麗な絵である場面のほうがむしろ少ない(大汗)。
ちゃんとした人物絵が見れるのは・・・表紙とか・・・表紙とか・・・表紙とか・・・・。
しかも話の内容もあって無きが如し。
コメディ路線ばっかりだから真剣に論じるような話ではそもそもがないし。
同じ宇宙・空・天体をテーマにした作品なら「ふたつのスピカ」のほうをオススメしたい。
1巻だけ読んで、この路線が合わないと感じた方は手を引くようにしたほうがいいです。
[ 2010-09-11 18:03:48]
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