BLUE DRAGON ラルΩグラド
作者:小畑健
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
2点
:ジブリ好き!さん
やっぱりもの凄く画はうまいんですが、この人の画はバトル漫画に向いてない気がします。
理由は表情。
あまりにリアルなんで、ヒカルの碁やデスノート、バクマンといった現実世界の人間を描くとそのリアルさが表情に活かされるのですが、ファンタジーを描くならばむしろもう少しポップで大雑把な方がいいかと。
どうしようもなくつまらないわけではないですが、ありきたりでワンパターンなストーリー展開がどうも楽しめない。
するとどうしても変なエロさだのキャラ設定などに目がいってしまうのですが…キャラ受けするような魅力もなかったなぁ。
モンスターデザインも凝ってる割に似たり寄ったりで、惹かれるようなオリジナリティもない。死神達のがよっぽど魅力的。
とまぁ、こんなボカスカ言っときながらも結局読んじゃってるのは、やっぱり小畑先生の画が大好きだから!
この人の描くアクションファンタジーはもうこれっきりかもしれない、と考えると、貴重な作品です。
[ 2010-06-02 00:49:24]
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