リングにかけろ
作者:車田正美
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
7点
:まれらさん
敵のインフレ化が酷い。過去の対戦相手がどんどんザコ化して行く。
前振りが長い割には、肝心の試合は原則としてワンパンチで終わる。前半(特に児童期)は、ボクシング理論らしきものも交えて展開されていくのだが、そのうち「ネーミングが凄い割には原理不明」な必殺技のオンパレードになる。
おまけにストーリーも奇想天外かつ行き当たりばったりでリアリティ皆無。
以上欠点ばかりをあげつらってみたが、そんなことがいずれも気にならないほどの熱さとパワーに満ちあふれており、今でも面白い。
やるならここまで徹底しないといけないという見本だと思う。
[ 2007-12-01 19:38:36]
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