GIANT KILLING
作者:ツジトモ
雑誌:モーニング
レビュー全文
7点
:chunya0816さん
キャプテン翼ブームから各紙で散々やり尽くされたサッカー漫画。
週刊少年ジャンプで新連載の題材がサッカーであった時、それはもう【死亡フラグ】だとも言われる昨今。
まだあった。スポットライトを当てる余地が。
選手ではなく【裏方】である。サポートする側の人間。
例えば、監督。コーチ。
例えばフロント。
例えばサポーター。
それぞれの想いが一つになって、やっとチームが完成する。
その時、ジャイアントキリングが起こる。
ところで世間では、実際に有能な若いサッカー監督が増えている。
中堅チームのポルトを世界一にした【勝つ】サッカーをするモウリーニョ。
FCバルセロナ一筋、哲学者グアルディオラ。
上記したモウリーニョの再来と言われるアンドレビラスボアス。
低迷したユヴェントスを連続無敗記録で優勝に導こうとしているコンテ。
様々な監督が選手よりも注目されるという現象。
それは【監督】というポジションがいかに難しいか、いかにリスクを負うポジションかを物語っている。
しかし、本作を手に取って思い出して欲しい。
【勝利】をするためには様々なサポートがあってこそ。
戦術論が素晴らしいのはもちろんだが、チームのマネジメントも監督が必要とする要素である。
[ 2012-04-24 15:13:01]
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