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ディスコミュニケーション
作者:植芝理一

雑誌:月刊アフタヌーン

 レビュー全文  

5点  :Suzzさん 

人を好きになるということ、というテーマで一貫して描かれた作品。
ただ他と一線を画するのは、そのテーマに対してのアプローチが毎回大幅に違うということだ。
余りにも違いすぎて読み進んでいて違和感を禁じえないほどに。
これほど一つの作品の中で作風がコロコロと変わる漫画も珍しい。

そしてそれは飽きさせない反面、大幅に人を選んでしまうことだろう。
正直、僕自身は中盤以降ついていけず、途中から作品の外側に
放り出されたような、疎外感を感じずにはいられなかった。
それは作品のそこかしこに現実に引き戻す要素(音楽についての話など)
が散りばめられているためだとも僕は考えているが。


好きな人は熱狂的に好きだが、そうでない人はとことん無関心になれる漫画だと思われる。
[ 2008-05-29 00:14:58]
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