平和への弾痕
作者:秋本治
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
6点
:迅狼さん
タイトルどおり、戦争を題材にしてる作品が数個載っています。
特にお勧めなのが表題の「平和への弾痕」ですね。
日本人の描く戦争モノはどうしても悲劇的な側面やサムライ的な要素が強くなってしまうんですが、
この作品はむしろアメリカ映画の戦争モノに近い。「プラトーン」や「フルメタルジャケット」といった感じでしょうか。
軍上層部に関する憤り、戦友の絆、迫力ある戦闘シーンと凝った銃器描写などなど…
後は「最後の狙撃兵」なんかもお勧めします。
「となりの金ちゃん」以外は非常に濃厚な劇画タッチで描かれています。
それもただ線数が多いだけでなく、確かなデッサン力に支えられている上手い劇画ではないでしょうか。
初期のこち亀よりもずっと濃くてしっかりしている印象がありますね。
[ 2007-05-26 01:49:44]
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