浮浪雲
作者:ジョージ秋山
雑誌:ビッグコミックオリジナル
レビュー全文
7点
:朔太さん
長期連載を誇るレジェンド。
したがって、当然名を遺す名作と言いたいところですが、
ほとんどの話は消化不足の感があります。
人生には大小さまざまな人間関係の問題や息苦しさがあります。
どうにもならない貧しさや障害、すれ違いなど。
どうにもならないなら受け流していこう、肩ひじ張らない自然体で。
というのが全編を通した主人公の姿勢だけが主題です。
解決策はほとんど示されません。
これが人生の教訓になるかどうか、個人の感じ方次第です。
残念ですが、自然体で生きていけるほど世間の風は冷たく
甘くないと考えてしまう自分がいて、
私は羨ましくは思いましたが共感できないタイプの人間でした。
多くの読者に長く支持されたのでしょうが、私のような
消極的賛同者が多かったような気がします。
[ 2018-02-24 15:33:11]
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