残酷な神が支配する
作者:萩尾望都
雑誌:プチフラワー
レビュー全文
6点
:bugbugさん
私の中では第一部と第二部で評価が真っ二つに分かれます
前半では
性的虐待を主なテーマとして描かれます
そして、主人公をめぐる、愛憎、欺瞞、偽善、近親愛という重いテーマを
これでもかというくらいに敷き詰め
事故後の展開を含め、非常に読み応えのあるサスペンスに仕上がっている
後半部では
描きたいテーマは伝わってくるのですが
過去の亡霊に捕らわれた人間の狂気(特にイアン)が嫌悪感すらもたらして読むのがつらかったですね
決してつまらないというわけではなく、深みにはまっていく人間の背景を丁寧に描写しているだけに
その破滅していく様を見るのが怖く、ページをめくることすら億劫でした
つまらなくはないが、生理的に受け付けない
これが正直な感想です
エログロなんかは全然平気なんですが
こういう内面的な人間の狂気はきついですね
作者の技量がありすぎるがゆえに、好きになれない展開でした
もっと破滅的な結末を予想していたのですが
意外と救いのある(少なくとも表面的には)結末だったことは結構意外でしたね
すべてひっくるめて、すごいマンガだと思いますが
ダメだ、7点はあげられない
[ 2009-01-29 04:31:51]
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