自虐の詩
作者:業田良家
雑誌:週刊宝石
レビュー全文
6点
:rongaiさん
この漫画を勧めてくれた友人から、
「前半部分ははっきり言ってつまらない。
けども、後半部分のための序章だから我慢して読むべき。」
とのご指導を受けたので、
前半部分のグダグダした自虐ギャグを我慢して読みました。
ハイ、我慢しなければいけなかったです。
前半部分は同じ展開の繰り返しを何度となくやります。
これが異常にキツい。
後半、主人公である幸恵の幼少期〜少女期の話が多くなり、
彼女のこれでもか!というほどの不幸話しが続きます。
そしてラストの方で、もうギャグ漫画じゃないでしょがコレ!
って感じが出てきます。
この作者の「幸せ」に対する想いがぶつけられているというか、
作者の中で極めちゃったというか。
人の幸せは他人には計ることができないのだ
としみじみ思わせる作品です。
素晴らしい作品であることに違いはありません。
ただ一般受けしないので、大きな声でのオススメができない。
[ 2007-06-13 12:08:30]
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