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自虐の詩
作者:業田良家

雑誌:週刊宝石

 レビュー全文  

8点  :こたたさん 

4コマ漫画です。私は竹書房から刊行された文庫版(全2巻)を読んだのですが、これは『自虐の詩』の中でも「幸江とイサオ」の2人に絞り込んだ作品のようです。
読んだきっかけは映画化されることを知ったことと、「日本一泣ける4コマ漫画」という帯に惹かれたからです。作者の業田良家さんのことはそれまで知りませんでした。

作風は一言で言うと「古きかなしき」といったところでしょうか。
乱暴でガサツで無口な亭主と、働き者でケナゲで不美人な嫁の、世間並み以下の暮らしぶりを、せつなく愛おしく描いています。

幸江の半生に主な焦点を当てたストーリー仕立てでもあります。
このストーリー性に泣かせる秘訣があると思います。

かなり良いけど伝説的ではないレベル、ということで「8点」という点数にしました。
[ 2009-09-07 18:41:34]
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