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虹を呼ぶ男
作者:水島新司

雑誌:週刊少年チャンピオン

 レビュー全文  

3点  :n-hiroseさん 

古くは野球狂の詩の高円寺やドカベンの雲龍、Kジローの岩神など野球が題材であるにも関わらず相撲の話で1話をまるまる使うのは水島先生が「巨人、大鵬、卵焼き」と言われた60年代を生きた団塊世代ということと無関係ではあるまい。

そんな水島先生が真正面から相撲を取り上げるハメになるのがこの「虹を呼ぶ男」である。

成績がどん底だった関根時代のヤクルトスワローズ、あぶさんでは裏日本シリーズと揶揄される時代だが、長嶋一茂の人気に当てこんで連載を開始したものの優勝どころか一茂自体活躍せず。

そんな中せっかく創作したキャラクターである七夕を活躍させられない水島先生は相撲マンガへの転換というストーブリーグを有効利用するというウルトラCを繰り出すも失敗する可哀想なマンガ。

そんなマンガだから内容も推して測ることができるだろう。
七夕もファンの間では一番ポテンシャルがありそうな選手という評判ながら「激闘プロ野球」で水島新司オールスターズに選ばないほど、先生にとっても思い入れがない作品なんだろうし。
[ 2008-07-28 22:34:11]
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