月館の殺人
作者:佐々木倫子
雑誌:月刊IKKI
レビュー全文
5点
:臼井健士さん
まず、こちらの作品を読んだ事のない方に対して言わせていただくならば、
「動物のお医者さん」
「おたんこナース」
等の作品で知られる佐々木さんの絵は「殺人事件が起こるような作品」に対して全く似つかわしくないということ。
「絵」と「雰囲気」がミスマッチ。
さらに登場人物も「異常」。
所謂「テツ」(鉄道マニア)ばっかりとはいえ連続殺人事件が発生していながら、
呑気に鉄道談義で言い争うような人間ばかりで呆れかえる。
乗り込んだはずの列車が実は・・・・という展開と、冒頭の過去の死亡事件は主人公の過去かと思いきや・・・という展開には意外性は感じつつも、ラストは呆気なく、コミックスは上・下巻で高い!
と、原作の出来栄えは置いても「漫画化」が成功しているとは言い難い。
「並」の作品でしょう。
[ 2010-11-27 11:23:18]
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