夢使い
作者:植芝理一
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
7点
:Dr.Strangeloveさん
勿体無い。実に勿体無い作品。
まず、この作品は第1章(1〜3巻)、第2章(4〜6巻)、最終話の3エピソードに分かれている。
このうち第1章は作者のロリコン趣味が爆発して暴走気味であり、話もあまり面白くない。
ていうかドン引き。このために作品全体の評価まで低くしてしまった。
評価するならば5〜6点。
で、第2章である。これが非常に面白かった。
第1章はなんだったのかというぐらいに出来が良い。
評価するならば8点。
最終話は打ち切りだとするならばかなり綺麗に風呂敷を畳んでいたが
やはり「え?これで終わり?せっかく面白くなってきたところなのに
それはないんじゃね?」と思わざるをえない。
第2章が面白くて続きを期待していただけに惜しい漫画。
ディスコミの深さは本作にはないが将来大化けする可能性を秘めた作品だった。
あと2,3年続けば再評価されていたかもしれない。残念だ。
まだ絶版にはなってないみたいだし植芝作品が好きなら買いだと思う。
ただ、ディスコミと違って「萌え」要素が大分多くなっているので
そういうのが嫌いな人は受け付けないかも。
ちなみに植芝氏のトレードマークである恐るべき書き込み量は今作でも健在。
それとこの人のファッションセンスは荒木飛呂彦なみにぶっ飛んでると思う。
[ 2007-12-06 13:30:25]
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