ママ
作者:細野不二彦
雑誌:週刊ヤングサンデー
レビュー全文
9点
:鹿太郎さん
胸が痛い。
始まりは子持ちの女の子とその娘に惚れた主人公のラブコメ。
明るい作風で気持ちの良い青春だなあなどと鼻歌交じりに読んでいたら、ラスト付近でのシリアスな盛り上げ方にやられました。
結局、主人公が二股の内どちらを選ぶかというわりとオーソドックスな話になるのですが、特に女の子のキャラクターはとても魅力的に描かれていただけに、重苦しい修羅場的雰囲気が見ていてつらい。
・・・くらいに上手い。
作画の極端な変化や主人公のライバルを含めた脇キャラがいま一つ立っていないなど、決してアラが無い作品とは言いませんが、作品の内容・方向性から『めぞん一刻』並び称されることも多いので、『めぞん』好きの方はぜひ一読して欲しい。
[ 2007-05-23 22:38:42]
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