惑星のさみだれ
作者:水上悟志
雑誌:ヤングキングアワーズ
レビュー全文
6点
:十歩神拳さん
ストーリー自体は割と王道でさほど新鮮さは感じないものの、雰囲気も相まって独特の作風を確立していると思います。
他のレビュアーの方々も仰っているとおり、誰がいつ死ぬかわからない緊張感と、日常の緩い雰囲気をバランスよく持ち合わせているため、物語に緩急がつき、メリハリがあります。
欠点を挙げるとすれば、絵に迫力がないように感じられるのが個人的には気になってしまいました。仮にもバトル漫画であるのだから、戦闘シーンに迫力がないのは致命的だと思います。少なくとも私はこの漫画で鳥肌の立つような戦闘シーンはありませんでした。
また、ストーリー上、登場人物たちの心の変化や成長というものにも重点を置いていると思うのですが、その割には心理描写や演出が拙いと感じました。これではキャラクターたちが薄っぺらく見えてしまいます。
これらの点を考慮して、若干厳しめの6点。
[ 2010-01-08 10:51:08]
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