ナニワトモアレ
作者:南勝久
雑誌:週刊ヤングマガジン
レビュー全文
7点
:フクポルさん
<所持歴:全巻。現在は売却>
当時の環状族の性質上、走り屋マンガというよりは族マンガに近いです。
走り屋系マンガとしては、現在ヤンマガ誌上では本作の他に「イニD」「湾岸」が連載されてますが、
これらが車メインなのに対し、こちらは人メイン。
作者の実体験を基にしているだけあって、話はリアルでドラマチック。
そして随所に笑いの要素(ボケ・ツッコミとか)があり、
他作品のように飽きがきません(少なくとも自分は面白いと思ってます)
「事実は小説よりも奇なり」とは良く言ったものです。
(勿論、作品化に当たり脚色してるとは思いますが)
が、その反面、アンダーグラウンドな部分も生々しく、
フィクションとして割り切って読まないと嫌悪感を感じる人もいるかも。
リアリティというのが長所でもあり短所でもあるので、
ここらが評価の分かれ目となるかもしれません。
「なに友」「イニD」「湾岸」
3者3様ではあるけれど、アンダーグラウンドで非合法なのは同じ。
ただ本作は、その中でも黒い部分(犯罪、死)を一番出していて、
公道でムチャすりゃ「人なんて簡単に死ぬ」っていう一番大事な事を
きちんと描いてます。
そんな意味でも3作品では1番好きです。
[ 2008-03-11 16:52:40]
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