東大一直線
作者:小林よしのり
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
4点
:s-fateさん
確かデビュー作で作者の絵が安定していないので、初期は見るに耐えないですが、高校受験失敗前後からが面白かった記憶はあります。子供の頃はカルチェのライターで葉巻に火をつけながら募金活動してたりとか、「足軽ごときに◯◯円は無用じゃあ」とかわけのわからんこといってお年玉横取りするところとか小技効かせたギャグのほうが好きでしたが、今読むと受験戦争を皮肉ったものだったんですね、という感じです。「お茶はタダじゃー!」と言って両親がハデにズッコケるシーンを見て、そういえば、いつから金だしてお茶飲むようになったっけ?と時代を感じさせる部分もあります。子供の頃はギャグマンガで済ませられたので高得点マンガでしたが、今となっては、4点くらいかな。ゴーマニズム宣言とか書いてもおかしくなさそうな片鱗がこのころからちょっとだけ見られるところが今となっては興味深い。
[ 2010-09-25 21:13:49]
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