東京大学物語
作者:江川達也
雑誌:ビッグコミックスピリッツ
レビュー全文
7点
:hotmilkさん
読み方を間違えるとすごくつまらなくなるかも。
序盤は普通の青春漫画として楽しめます。
ただ中盤から徐々にギャグエロ路線に行き、最後夢オチで締めくくります。
作者は私たちの体験は全て夢であるかもしれないということを一番に言いたかったようですが(あとがきにそう書いています)、これは何百年も前にデカルトがすべては夢である可能性があると既に言っているので、これを今更言いたいがために30巻以上も漫画を描いてきたと思うと作者の教養のレベルが知れます。一番最初にそういうことを考えたのならすごいと思いますが、昔の偉人の二番煎じに言われても説得力が・・・
ラストについて酷評しましたが、正直夢オチであろうとなかろうと私はどうでもいいと思っています。というか、なぜ夢オチをあんなに批判する人がいるのでしょうか。仮にラストが無くても全館通してインパクトのある内容なので十分に楽しめます。もちろんエロギャグ漫画としてですが。
まあ学歴コンプレックスや他様々なことの批判したなかなか的確な描写もあるので一読の価値はありますよ。
[ 2009-04-05 14:04:56]
hotmilkさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com