町でうわさの天狗の子
作者:岩本ナオ
雑誌:月刊flowers
レビュー全文
7点
:橙木犀さん
トラックをひょいと持ち上げるほど力がつよくて、人より(かなり)たくさんご飯が食べられることを除けば、ヒロインの秋姫はいたって普通の女の子。
顔に気持ちが表れやすくて、タケルを好きな気持ちが溢れて妄想に走ってしまったりと、読んでいて思わずクスッと笑ってしまうような可愛さがあります。
大好きなのはタケルなのですが、心乱されるようなことがあったときや切羽詰まったときに頼ったり甘えたりするのは幼馴染み。表紙絵などから、最終的に秋姫が恋をするのは瞬のような気がしてならない。あと、彼女が人間のままで居るのか、それとも天狗になる選択をするのかが、なんとも気になるところです。
もうひとつ気になるのが瞬の内心。
天狗になることを決めた理由や秋姫に対する硬化した態度の原因によっては、作品の雰囲気がほのぼのからシリアスに変わってしまうかも…(汗)
修行している神社の神様の娘で、幼い頃はあれほど仲が良くて優しくしていた秋姫に対して、えらくぶっきらぼうで手厳しい。言葉少なでほとんど表情が変わらないので、彼の内面がもっと描かれて欲しいなと思います。
[ 2008-01-11 11:29:48]
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