ドロヘドロ
作者:林田球
雑誌:ゲッサン
レビュー全文
9点
:booさん
ファンタジーといえば、ベルセルクやクレイモアのような中世ヨーロッパのようなものをイメージしていた自分の思考を見事にぶち壊してくれた作品。
敵味方ともにキャラが立っていて、カイマンたちよりむしろ煙ファミリーの方を好きな人が多いのではないのかと思うほど。藤田と恵比寿は見てて笑えるし、微笑ましいしでかなり好き。
いきなり野球大会などが始まったりして展開は遅めなのだけど連載当初の不思議な雰囲気はずっと継続されていてまだまだだれる気配はない。逆にそこがこのポップな雰囲気を作り出しているのかも。多少謎を出し惜しみしている感はあるのだけれど。
値段は高いけれど表紙はかっこいいし、油絵っぽく描かれた最初の数ページは見る価値あるし、魔のおまけとかおもしろすぎるしで買う価値は十分ある。結末が楽しみ。
[ 2007-07-16 12:36:17]
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