俺と悪魔のブルーズ
作者:平本アキラ
雑誌:ヤングマガジンサード
レビュー全文
8点
:団背広さん
「悪魔に魂を売った男」とすら言われる伝説的ブルースマン、ロバート・ジョンソンの伝記…
と言ってもロバート・ジョンソン、RJについては知らない人が多いだろう。彼についての説明は1巻の巻末で永井隆さんが詳しく解説しているのでここでは省くが、音楽の歴史を語るにおいて絶対に外せない人物であるということは断言しておく。
この漫画は、そのロバート・ジョンソンに詳しくなくても、むしろ音楽に詳しくなくても普通に読める。
なんてったって主人公のRJがギターも弾けないただの音楽好きな農夫として描かれているんだから、下手な知識なんかかえってあるほうが邪魔だ。
絵は写実的でホント上手いし、演出だって冴えまくってる。まだ1巻しか出ていないが確実に傑作になるであろう作品だ。
この奇怪で重厚なドラマ、マジですごいぜ。もし本屋でページの外が青く塗られたこの本を見つけたら、是非手に取って欲しい。
[ 2005-05-04 20:27:44]
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