レヴァリアース
作者:夜麻みゆき
雑誌:月刊Gファンタジー
レビュー全文
7点
:ITSUKIさん
こちらのレビューで惹かれたので購入。
ドラクエに影響を受けた、というのが非常にわかりやすいファンタジーRPGっぽい世界を舞台とした作品です。
勇者ザードを倒したという邪神竜ディアボロスを倒す為に旅をしているザードの弟・ウリックと、法力国家アドビスの王子でありながら法力を受け継がずに魔力を持った王子・シオンの二人による冒険物語です。
全3巻のうち、2巻まではもうベッタベタなファンタジーです。「スレイヤーズ」みたいな感じといえばニュアンスで伝わるでしょうか。時代を感じます。
デフォルメを多用するギャグシーンが非常に多いのが特徴です。
絵も上手ではなく、読みづらく感じるところもありました。
買ってしまった以上最後まで読もうと思って最終巻を手にとりましたが、
その最終巻で良い意味で裏切られました。特にラスト2話は良かったです。
綺麗にまとまっていますし、悲しくて感動する内容となっています。
このラストを読めて良かったと思いました。
しかし、3巻までの冒険の旅が短く感じたため旅を振り返るシーンもイマイチ感動がわかなかったです。(3冊一気に読んだっていうのもありますが)
エピローグも欲しかったな、と思いましたがそれは同作者の「刻の大地」で読めるそうです。(「刻の大地」は未完なので手を出すか悩みますが…)
[ 2010-03-08 03:47:26]
ITSUKIさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com